徳山工業高等専門学校 土木建築工学科
 
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CAHPロゴデザインについて

本HPの「土木建築工学科」ロゴデザインは、
藤江真生さん(CA33期生)による作品です。
CAの代表的な授業である測量実習の様子が、
実体験を交えてコミカルに表現されています。
第1回CAロゴデザインコンテスト最優秀作品です。

 

【重要】 卒業・修了後の建築士受験資格について

 平成20 年の建築士法の改正により、本学科の学生は入学年度ごとに受験資格取得状況が異なります。 
近年、制度改正を跨いで入学・卒業した卒業生の皆様から、建築士受験に際し、多くのお問い合わせを頂いております。
 ご自身の建築士受験資格につきましては、以下のpdfファイルをご覧ください。
【更新:2017.05.06】
建築士受験をお考えの卒業生・現役生の皆さんへ.pdf

 

新着情報

絵文字:NEW 2018.03.25 平成29年度の卒業研究・応用研究・特別研究テーマをアップしました。
 

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2018/05/22

5/18 蛇島上陸作戦!

Tweet ThisSend to Facebook | by 海田
土木系の専攻科2年生が7年間の集大成として、授業で取り組んでいる「徳山下松港 長大橋プロジェクト」。この詳細は、過去の記事をご覧ください。
ものすごくざっくり言えば、徳山下松港に長大橋を建設して周南地域の安心安全と活性化をしましょうという、H29年度からはじまった壮大な夢と計画を描くプロジェクトです。
この授業に、毎回の授業計画はありません。学生自身が専門知識を生かして自由に授業を組み立てます。先輩から後輩に、授業資産が受け継がれることも大きな特徴の1つです。

昨年の先輩方は、具体的な長大橋のコンセプトを提案してくれました。
今年は、先輩方が挙げてくれた長大橋架橋に関する諸問題の詳細検討(交通量など)に加えて、徳山下松港に浮かぶ無人島「蛇島(さしま)」の活用方法を探ります。
4月からホントに色々な議論を重ねてきましたが、その過程は割愛します。
ゴメンナサイ。ページの都合上というやつです。

いろいろあって、蛇島上陸作戦(利活用できる可能性を探るための現地調査)を決行することになりました。
昨年も湾内のクルージング調査した際に、ドサクサにまぎれて上陸しようとしましたが、断念しました。今度は綿密な計画を立ててのリトライです。

朝からドンヨリ曇ってて、降水確率は70~80%(しかも雷くるかもver)。
日ごろの行いの悪さを後悔します。
しかし、安全を最優先しつつも諦めの悪いところ+ポジティブなのがCAらしさ。



上陸しちゃった絵文字:晴れ

今回の調査は2チームに分かれて島の東西にアタックします。
ちなみにここは島の西側(通称:A地点)。昔、旅館や海水浴場があった場所です。
桟橋は崩壊して使えないので、満潮時刻を見計らって桟橋に直接船を接岸します。



こちらは島の東側(通称:B地点)。
砂浜にギリギリまで近づいて、木板を渡して上陸します。
まずはB地点の状況から。
ベースキャンプを決めて、いざ行動開始。

島の東側には、真ん中くらいに上陸した砂浜がありますが、それ以外は全て岩場。
意外にゴミもほとんどなく、プライベートビーチに来た気分でした。



こんな感じで巨大な岩石がゴロゴロしています。しかしこの巨岩、よくみると・・・。



ところどころに、直径50mmくらいのこんな孔が開いています。そしてそこから蜘蛛の巣状に伸びる亀裂。明らかに自然のものではありません。
その理由は、果たして・・・・???



・・・ということみたいです。(ウソです)

彼の背後に詰まれた巨岩に注目して欲しいのです。
キレイに積まれていますね。



こんな感じで島の1/3周くらいをぐるり囲んでいます。
この石造構造物の正体は・・・・今はわかりません。
島のところどころに、斜面崩壊の跡がみられることから、土留めの目的で造ったか、部分的に残された遊歩道をこの上につくろうとしたか、消波ブロックのような護岸か、宇宙人の仕業か。
これがB地点の特徴です。
これらの石は明らかに花崗岩(黒御影も多数あり)。そして・・・



ほぼ全ての岩にこんな削孔跡があり、そこで真っ二つになった巨岩。



削孔に打ち込まれたまま残された「くさび」。

どうやらこの巨岩は人工的に加工されたようです。
現地で色々仮説を立てましたが、最も有力な説(諸説あり)はコチラ↓↓

これらの石群は、急傾斜地(ガケ)にしかないことから、蛇島の斜面崩壊と、海への土砂流出を防ぐために造られた土留めではないか。この周辺は御影石の産地であることから、商品にならないあ岩石を黒髪島などから持って来て(または現地の岩石?)築造したのではないか。
それなら黒御影が多く転がっているのも頷ける・・・しかにそれにしては・・・。
とこんな感じで、議論に花が咲きます。
それはあとでゆっくり考えるとして、限られた上陸時間でこれらの構造物の寸法を測ります。



こちらはレーザー距離計で寸法を測っているところ。



彼は現地の土をサンプリングしているところ。
他にも、石群に使われている小さい石も採取しました。
高専に帰ってから、色々と調べてみましょう。

ちなみに、B地点のチームは、丸1日ほぼ岩場だったので、かなりヘトヘトになりました。

一方、ここからはA地点。昔あった旅館などの施設の跡地です。



旅館とともに釣堀もあったようで。比較的キレイに残っていました。



そして旅館を発見!海上からは木々に囲まれていて見ることができません。
いざ潜入!



うん、廃屋マニアにはたまらない感じでしょうね。
夜は絶対来たくない雰囲気がバリバリ出ています。
安全上、あまり深入りはできません。



こちらは浴室。



たぶんフロント?
できる限りの寸法を測定し、写真とともに記録していきます。

その後、周囲を調査してみてわかったのですが、7~8棟の建物(完全に倒壊しているのも含め)と神社の鳥居(こちらも倒壊後)がありました。
きっと当時はレジャー施設として相当にぎわっていたものと思われます。電力や水道設備もありました。
未来の蛇島像を学生たちが描くにあたって、蛇島が地域とともに歩んできた歴史についてももう少し踏み込んで知る必要がありそうです。



Bチームと合流し、迎えの船が来るまでの間、お互いの報告と原先生による特別講義が始まります。こういう授業や雑談って、とてもおもしろいですね。

海岸に漂着していたソフトボールと木の枝を拾った一同は、蛇島ベースボールクラブを発足し、上陸した砂浜で野球大会が始まります。ホントに元気ですね。

そして翌日には、A地点にあった旅館の間取り図ができていました。



さぁ、これから今回の調査で得た結果を元に、蛇島の活用計画が進みます。
来春にはどんなコンセプトが出てくるのか、今からとても楽しみです。

【番外編】


干潮になると、夫婦岩のようなものが出現します。
思わず座禅を組んでみたりして・・・。そこからの眺めは最高だそうです。



割れた岩の破面は、周囲10~20cmくらいの幅(深さ)で変色しています。
これはなぜでしょう?
コンクリートの中性化みたいに、風化するのでしょうか。
誰か答えを教えてください。



島の南側に、ぽつんとあるこの構造物(モニュメント?)
誰が、何のために、なぜ、そもそも人工物なのか・・・蛇島には謎がいっぱいです。

あ、ちなみに心配された天候は、帰校するまでギリギリ持ちこたえました!
02:39 | 実験・実習
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ポスター撮影動画